
求職されている皆様へ
現在当社は、ケアリング・サービスをさらに充実させ、大勢の皆様へ提供するための途上にあります。その事業を一緒に進める人財を募集しています。
私が当社で一緒に働きたいと思うのは「誠実な人」です。採用プロセスではさまざまな能力や経験を求めることはありますが、やはり基礎となるのは道徳的に誠実な人物であることです。その基礎があってはじめて、働く上での主体性や創造性が価値を生み出すと考えています。
当社は、社員、お客様、地域社会の皆様、関係各所の皆様、つまりはステークホルダーの皆様方に対して、寄り添いと支援を通じて、相互に自己実現し合うことを促す人財サービス企業となることを目指しています。ケアリング・サービスとしての事業活動を通じて、社員、お客様、地域社会の皆様、関係各所の皆様が相互に支え合う地域共生社会の実現に寄与していきたいと考えています。
当社の目指す「ケアリング」による共生社会の実現に向けて、共に進んでいくことができる皆様からのご応募を心よりお待ちしております。
株式会社 修明
代表取締役社長
上谷 修一郎
代表が語る、
修明の経営理念とビジョン
修明の経営理念とビジョン
人の成長を実現する「ケアリング」
Q:修明が提唱している「ケアリング・カンパニー」とは、どのような会社のことなのでしょうか?
上谷:「ケアする人とケアされる人が相互に自己実現しあう関係性・つながり・絆を作っていく」会社だと私たちは考えています。もっとシンプルな言葉にすると「人を支え、人を創る会社」だと言えます。「ケアリング(Caring)」という英単語には「世話をする、面倒を見る、気遣う」といった意味がありますが、修明の「ケアリング」には、「ケアする人とケアされる人が相互に成長する」ということが含まれているのがポイントです。単純に「お世話をする=ケア」ということだけでなく、「人の成長」も実現するという2つの面があるのが「ケアリング」なのです。

Q:具体的にはこれまで何をしてきた会社なのかを教えてください。
上谷:現在、修明は警備部門が主な事業となっていますが、創業は先代社長の上谷良憲が1967年に始めた学習塾です。その後、1996年に警備事業を開始しました。2021年にシニアライフ事業を立ち上げました。塾、警備、介護施設というと関連性があまりないように感じるかもしれませんが、ケアリングの精神に基づいて社会的に支援が必要な人に向けてサービスを提供し続けてきたという点は一貫しているのです。修明という会社は、このように「老舗的な変わらないもの=ケアリングの理念」と「ベンチャー企業のように変化するもの=業種や業態」が組み合わさった「老舗ベンチャー企業」だと私は考えています。
Q:変わらないものである「ケアリング」が各事業とどのように関わっているか、教えてください。
上谷:塾で提供している「子どもたちの学習の面倒を見て、合格へと導く」というサービスは、まさに「ケアリング」です。この「教育からスタートしている」のが修明の大きな特徴だと思います。シニアライフ事業にしても、当事者である高齢者の方はもちろん、そのご家族、ケアマネージャーの方、施設の方などの状況や関係性などを整理した上で、適切な施設に入っていいただく筋道を示す仕事です。対象となる方の年齢は違いますが、子どもに対する教育と近いものがあります。警備業は一見、教育やシニアライフと分野が異なる事業ですが、実は警備業務を適正に実施するための法で定められた「新任教育」と「現任教育」を受ける必要があり、教育と成長の側面を持っています。普通、警備会社というと「体育会系」の厳しい指導が行われているイメージがあるかもしれませんが、修明の隊員教育では、教育担当の社員が丁寧に優しく指導するので「文化系の警備会社」と言えるかもしれません。
「ゼブラ企業」を目指す修明
Q:創業から50年以上にわたって修明が複数の事業を続けられてきたポイントはどこにあると思いますか?
上谷:「人に寄り添ってお世話をする」のと「人が成長する」という2つの視点を持っていることが重要だと思います。どちらか一方だけでは長期間にわたって事業は続けられないと考えます。ただ寄り添ってひたすら肯定しているだけだと、その人のためにならないこともありますし、事業としては高い価値を生み出さないのではないでしょうか。逆に成長ばかりを追求する考えも修明にはそぐわないです。成長を突き詰める企業として、いわゆる「ユニコーン(※)」と呼ばれる企業があります。ユニコーン企業には、指数関数的な成長を突き詰め、自社だけが勝ち残って市場を独占するようなイメージがありますが、修明はそれとは異なり、「寄り添う」「協働する」「共感する」という視点と「人の成長」が組み合わさっているのが「ケアリング」です。社会性と経済性の両方を追求するとともに、相利共生を大切にする会社を「ゼブラ企業」と呼んだりするそうですが、それのほうが修明の理念に近い気がしています。
※ユニコーン:非上場で、評価額が10億ドル以上で設立10年以内のスタートアップ企業のことを指す。急成長と革新性が特徴。
Q:改めて修明の経営理念について詳しく説明していただけますか?
上谷:まず最も重要な経営理念は、先ほどからお伝えしているとおりで「寄り添いと支援を通じて相互に自己実現する。人を支え、人を創る」です。これを修明の存在意義=パーパスとして事業を展開しています。このパーパスを実現するための行動指針「ケアリング・クレド」は、「従業員と顧客を中心とする全てのステークホルダーの物心両面からの豊かさを追求するために行動する」こととしています。
Q:行動指針によって存在意義を実現していくのですね。
上谷:パーパスとは「なぜ存在しているのか」つまり「Why」で、バリューが「どのように行動するか」つまり「How」です。その間をつなぐ考えとして、ミッションとビジョンを掲げています。修明のミッション、「修明の使命はなにか?=What」は、「胎内から天国まで、その人とその関係者等が、自分らしい幸せな人生を送ることを可能にする」です。この使命を「ケアリング・サービスの提供」と呼んでいます。何がケアリング・サービスかは事業によって異なるのですが、共通して言えるのは「寄り添いと支援を通じて相互に自己実現し合うことを促すこと」です。ビジョンは、その先に将来像、つまり「どこへ向かうのか?=Where」で、「社会の人的インフラ企業として、地域で一番人を大切にする会社『ケアリング・カンパニー』になることを目指す」です。




本当の意味で従業員を大切にする経営
Q:上谷社長は、今後どのように修明を発展させていく考えを持っているのでしょうか?
上谷:先ほどユニコーンとゼブラ企業の話をしましたが、やはりユニコーンのような世界企業ではなく、地域ナンバー1の中堅企業、さらには何百年も続く長寿企業を目指していきます。そのためにはやはり一定の規模が必要になります。具体的には、現在の売り上げ規模が年商7億円なのですが、これを10億、50億、100億にしていくつもりです。利益率10%を目標とすることで、単純に規模の大きさだけを追求する「膨張」ではなく、地に足がついた、本当の意味での「成長」を遂げることが重要だと考えています。
Q:年商100億円を目指すにはどのような展開を今後行なっていくのでしょうか?
上谷:やはりケアリングを前提として、既存事業を伸長させながらも、新規事業を起こすことで多角化を図り、「地域コングロマリット経営」を目指します。次の新規事業はまだ構想段階ですが、障害児童支援や就労支援などの分野を検討しています。そうした会社の成長のためには行動指針にもあったように、修明のステークホルダーと真摯に向き合いながら物心両面からの幸福を追求し、お互いにウィンウィンの関係を構築する必要があると考えています。
Q:企業におけるステークホルダーというと一般的には、顧客や取引先、株主、政府・行政機関などさまざまですが、修明におけるステークホルダーとはどのような人、組織でしょうか?
上谷:私がステークホルダーの中でも特に重要と考えているのが、「従業員」と「顧客」です。事業を行う上で顧客を重視するのは当然ですが、従業員も同じく大切な存在です。私は経営者ですから、お客様と実際に向き合う機会は少なく、現場に立つのはほとんどが従業員です。その従業員を大切にすることで、お客様に良いサービスが提供されます。すると業績が伸び、そこで出た利益を従業員へ還元することで従業員の満足度が高まり、主体的な仕事への関与が促進されます。このような好循環を作っていくことが経営者としての役目だと考えています。逆に従業員を大切にしないと、従業員のモチベーションの低下、お客様へのサービスの質の低下、業績の低下、といった負の連鎖が起きてしまいます。
Q:修明における「従業員を大切にする」とはどのようなことでしょうか?
上谷:従業員の労働環境や給与、働きやすさ、福利厚生などの向上には常に注意を向けています。修明らしいのは、ここでも「ケアリング」の考えが適用されるという点です。修明では働く人たちに寄り添ってさまざまなサポートをします。そこでは、ただ単に労働条件をよくするだけでなく、従業員自身が目標を持って成長していくことを目指しています。最近読んだ記事で「ゆるブラック」という言葉を知りました。どういうことか言いますと、一見するとホワイト企業に見えても従業員が成長する環境を提供できない会社のことをそう呼ぶそうです。修明の「従業員を大切にする」というのは「ゆるブラック」では決してなく、一人ひとりが成長できる環境を整備することです。そのための公正な評価制度、教育研修のシステム、キャリアアップの制度の整備を今後進めていく計画を立てています。
Q:「従業員と向き合いながら物心両面からの幸福を追求する」ということですね。
上谷:ややもすれば従業員をコストカットの対象と捉えがちな企業もありますが、修明では全く逆で、従業員は投資の対象と捉えています。「人的資本経営」と呼ばれるものですが、人的資本を数値化、見える化して向上させていく施策を次々と打ち出していく人的資本ロードマップを策定しました。繰り返しになりますが、人的資本は、ケアリング・カンパニー実現に欠かせないソースですので、その向上のための施策は事業戦略としてしっかりとやり遂げたいと考えています。
Q:最後にうかがいます。さきほど話に出た年商100億ですが、いつまでに達成する考えでしょうか?
上谷:15年後に実現する計画です。現在年商10億以下の企業が15年で100億を目指すというと夢語りのように聞こえるかもしれません。しかし、目標がなければ実現もありえません。かつて、ジョン・F・ケネディが人類初の月面着陸計画を推し進めるにあたって「我々は月に行くことを選択する」と国民に向けて演説し、実際に10年で実現させました。言葉にすることによって思考は現実化すると私は考えています。「15年で年商100億」と口にすることは、それを心から強く信じることにつながり、実際にイメージしてとにかく実行していくことへ進んでいくのです。年商100億という目標はあくまで手段ですが、それによって修明の企業として目的も果たせると信じています。そういう思いで一緒に行動できる方と働きたいと思っています。
Who is the President?
社長ってどんな人?
上谷修一郎
1978年生まれ 東京都出身
趣味
哲学・思想書を読むこと、クラシック音楽鑑賞、美術館巡り
経歴
- 私立駒場東邦高等学校卒業
- 慶應義塾大学法学部政治学科卒
- 早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了(政治学修士)
- 京都大学大学院法学研究科博士後期課程研究指導認定退学
- 株式会社修明学園に取締役として入社
- 株式会社修明学園と株式会社ベストワンセキュリティが合併し、株式会社修明となる
- 株式会社修明、取締役副社長就任
- 株式会社修明、代表取締役社長就任
- 事業構想大学院大学事業構想研究科修了(事業構想修士)
現在に至る