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プロジェクトトーク

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プロジェクトトーク-教育事業部

教育事業部

柴田 圭

教育事業部 事業部長

2006年入社

PROJECT TALK

02

EDUCATION DIVISION

受験を不安に思う生徒に寄り添う

―― ご担当の「教育事業部」の概要を教えてください。
 
柴田 株式会社修明は、1967年に創業者である前社長が始めた塾を前身として立ち上がった会社です。現在、台東区浅草橋と葛飾区高砂で2教室を運営しています。小学校受験、中学受験、高校受験のコースに加えて、読解力、記述力を高める「ことばの学校」というコース、ロボット・プログラミング教室のコースを展開しています。生徒数は2教室合わせて100名です。
 
―― 長い歴史を持つ修明の塾ですが、柴田さんはいつから働き始めたのでしょうか?
 
柴田 20年ほど前に修明に入社しました。修明では教室長、教務部長を担当し、現在は事業部の責任者である事業部長という立場になっています。
 
―― 東京都内は塾の競争が激しいと聞いていますが、塾業界の中での修明の位置付けを教えてください。
 
柴田 私たちが教室を置いている浅草橋と高砂には、修明以外にも学習塾が多くあります。その多くが規模の大きな集団塾ですが、修明は少人数指導の塾です。近年、中学受験ブームということもあるのですが、その中で他の塾で学習がうまくいっていなかったり、なかなかテストの成績が上がらなかったりして、志望校合格に対する不安というものをお持ちの親御さんからのご相談が最近は増えています。
 
―― そういったご相談にはどのように対応しているのでしょうか?
 
柴田 さまざまな対応がありますが、ご相談や体験授業の際、ノートの取り方などを確認します。算数であれば計算式のプロセスをしっかり書いているかなどをチェックします。それらは、私たちが受験合格に重要だと考える基本的なことです。その基本から、私たちの持つ「修明メソッド」に沿って生徒に教え込んで、成長させて伸ばしていくことを基本にしています。

ネットマーケティングでの集客を確立

―― 20年間、教育に関わられてきて、その間の業界や時代の変化をどのように捉えていますか?

柴田 生徒と親御さんの受験への取り組み方や目標へ向けて計画的に進めるスタンスなどの変化を感じています。最近のお子さんは計画的に勉強を進めるのが苦手のように感じています。また塾として、生徒募集方法に関しては、この20年で大きく変わりました。新聞折り込みなどのチラシから、ネットを中心に活用して生徒を集めるようになりました。

―― ネットでの生徒募集について詳しく教えてください。

柴田 10年ほど前からチラシ広告の効果が低下してきました。チラシ集客のためのセミナーを受けるなど改善を試みましたが、結果的には限界がありました。そのころからウェブサイトは設置していましたが、本格的なネットマーケティングに取り組んだのは5年ほど前からです。私は生徒と関わって授業を受験指導してきた人間で、教室の管理運営などは担当してきましたが、いわゆるネット集客ということになると素人です。私にとってネットマーケティングは大きな挑戦でした。5年間取り組んできてまだ日々学んでいる状態ですが、ここ1、2年でやっと形になってきました。

 
―― 現在、ネットマーケティングでの課題があれば聞かせてください。

柴田
 今はスマートフォンでウェブをご覧いただいてお問い合わせをいただく時代ですので、お客様にいかにスピーディーにレスポンスしていくかということが求められています。悩みや希望をしっかり把握した上できちんと提案していくのは当然で、それをいかに適切なタイミングでスムーズに提供できるようにするかが課題となっています。
 
―― 事業の中で現在積極的に取り組んでいる部分はどういったことでしょうか?

柴田
 私の立場で言うと、事業部責任者であり、また現場で毎日教務を担当する講師でもあります。事業部責任者としては、先ほどのネットの集客から、お問い合わせ、面談、体験授業を経ての入塾までをいかに効果的に高い割合で進んでいただくかに注力しています。一方で講師としてはやはり、毎年の受験の合格率をいかに高めるかということがポイントになります。具体的には、その生徒一人一人が受ける学校の入試過去問の分析や、模試などで結果を出すための問題研究に継続的に取り組んでいます。
 
―― まさにプレイングマネージャーという立場なのですね。2つの取り組みを同時に進めていくのは大変かと思います。そんな柴田さんが業務の中で達成感ややりがいを感じるのはどんなときでしょうか?

柴田
 もちろん、教えている生徒の第1志望合格が一番の達成感なのですが、そのほかにもいろいろやりがいを感じる瞬間がある仕事です。例えば、合格して修明を卒業した元塾生が「大学を卒業しました」とか、「就職しました」など人生の節目のときに教室を突然訪ねてきて報告してくれることがあります。時間が経っても塾のことを覚えていてくれるのは嬉しいですね。中には、元生徒のお子さんが入塾してくれて、親子で修明というケースもあります。何十年にも亘って同じ場所に教室があって長年勤めている先生がいる修明ならではのやりがいなのではないでしょうか。

お互いが助け合う、風通しがいい会社

―― 今後の事業の展望や目標について教えてください。
 
柴田 まだ構想段階ではありますが、数年以内に新しい教室を開設したいと考えています。また、現在私たちは受験塾を運営していますが、それとは違った多様な学習支援を提供していきたいという構想もあります。例えば、さまざまな事情で学校に通えず、学習上の困難を抱えている生徒の学びを支援するといったことに私たちがどう関われるかということも探っています。
 
―― 修明の教育事業に今後参加するメンバーに期待するスキルや姿勢について教えてください。
 
柴田 これまで教育に関わっていなくても、教育に関心があって基礎的な学力を持っている人であれば応募していただきたいです。教育業界未経験の方もレベルアップできる体制が修明にはしっかりと用意されています。あとスキルとは少し違いますが、講師という仕事は、人を楽しませる性格の人が向いていると思います。私も、今は真面目に話していますけど、授業になると面白おかしくおしゃべりするスイッチが入るんです(笑)。私の授業では、生徒たちはずっと笑いっぱなしなんてこともありますが、そのほうが記憶に残りますし、より勉強に関心を持ってもらえることは間違いありません。
 
―― 塾の先生というと真面目な方が多いイメージでしたので意外です。最後に、これから修明で働くかもしれない人に向けて修明の社風と魅力を教えてください。
 
柴田 これは教育事業部に関わらず、全社的に共通しているのですが「社員みんなが優しい」というのがあります。相手の立場に立って物事を考えて行動することが当たり前にできる社風です。「手が空いているからサポートするよ」といったことが本当に気持ちよくお互いにできる社員がそろっていますので、非常に風通しがいい会社だと思います。安心して働けますのでぜひ応募していただきたいです。