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子どもの人生に、ちゃんと関わる。― 60年つづく塾で働くということ

株式会社修明 代表取締役社長 上谷修一郎(写真左)
株式会社修明 取締役 柴田圭(写真右)

 

はじめに

 

本記事は、採用特集「修明ケアリング・ストーリーズ」の一編です。「寄り添いと支援を通じて、相互に自己実現を図る」——修明が教育・セキュリティ・シニアライフの3つの事業すべてで大切にしてきた“ケアリング”の理念のもと、ここで働く人たちの考え方をお届けしていきます。今回は【教育事業部】より、代表取締役社長の上谷修一郎と、教育事業部を率いる取締役・柴田圭の二人にお話を伺いました。

塾講師、と聞くと「勉強を教えるのが上手な人の仕事」だと思うかもしれません。しかし、修明学園で大切にされているのは、教える技術よりも、もっと根っこにあるもの。「目の前の子どもを、途中で投げ出さない」——その姿勢です。もし今あなたが「人の成長に、ちゃんと関わる仕事がしたい」と思っているなら、この先を読んでみてください。

 

子も、孫も、通いつづける塾

 

修明学園が東京・柳橋で生まれたのは、1967年のこと。先代が創業して以来、約60年にわたって、この街で子どもたちと過ごしてきました。

長い時間のなかで、世の中も、学びのかたちも、ずいぶん変わりました。修明学園も、時代に合わせて変えてきたものは少なくありません。それでも上谷は、先代から受け継ぐべきものははっきりしていたと言います。「先代から受け継ぐべき『生徒に徹底的に寄り添う想い』はしっかりと継承する」。変えるべき仕組みは見直す。けれど、子どもへの向き合い方だけは、創業から一度も変えていません。

その積み重ねは、いま、かたちになって返ってきています。上谷が誇りを込めて語るのは、世代を越えた信頼です。

 

先代が教えた生徒の『子供たち』や『お孫さん』が通ってきてくれる。他には真似できない約60年の歴史と、厚い信頼があります (上谷)

 

二世代、三世代にわたって「この塾なら」と任せてくれる家庭がある。そして通ってくる子の約半数は、「前の塾ではうまくいかなかった」と言ってやってくる子どもたちです。うまくいかなかった子が、ここでもう一度がんばれる。卒業しても、わが子を連れて戻ってくる。これは、一日では決して積み上がらない信頼です。

なぜ、ここまで子どもに向き合うのか。その根っこにあるのが、先代から受け継いできた組織の文化です。「目の前の子供と真摯に向き合い、勉強を通じて成長を促す」修明学園が、創業から大切にしてきた姿勢です。

 

私たちの根底には、『ケアリング(相互に自己実現を図る)という理念が貫かれています (上谷)

 

大切にしているのは、教科そのものではなく、子ども一人ひとり。成績や合格はもちろん目指しますが、それだけをゴールにはしていません。苦手から逃げずに踏ん張り、最後までやり切った経験そのものが、その子の一生の力になる——そう信じて、結果が出るその日まで、隣で伴走します。

 

勉強が苦手な子を、合格まで支えぬく

 

修明学園が掲げているのは、シンプルな約束です。「受験をあきらめない! 勉強が苦手な子を『逆転受験合格』へ」。

塾と聞くと、もともと成績のいい子をさらに伸ばす場所、というイメージがあるかもしれません。修明学園は、少し違います。前の塾で結果が出なかった子、勉強が苦手な子にこそ寄り添い、「行ける学校」から「行きたい学校」へと、もうワンランク上へ導く——そこに、修明学園の強みがあります。実際、受験コースに在籍する生徒の約半数が、他塾からの「転塾」を経験した子どもたちです。

その姿勢の背景には、受験業界そのものへの問題意識があります。世の中の塾には、「生徒や保護者の悩みに寄り添わない過度の営業」「成績が思うように上がらない指導」「子どもの性格に合わせられない指導」といった課題がつきまといがちです。修明学園は、こうした問題を乗り越えることを目指してきました。むやみに入塾を勧めるのではなく、一人ひとりに本当に合う学びを見極める。そのうえで、指導の質には徹底してこだわる。それが、修明学園のやり方です。

その指導を支えているのが、修明学園が長年磨いてきた強みです。まず、教えるのは全員が社員のプロ講師。アルバイトの指導員ではなく受験のベテランが専任で担当します。指導は少人数制で、一人ひとりに個別最適化。細かいところまで目が行き届くよう、1回の授業時間も長めに確保しています。国語に限らずあらゆる科目の土台になる読解力・記述力を重視し、志望校ごとの過去問を徹底的に演習する。半世紀以上にわたって蓄積してきた、志望校別の出題傾向や学習法のノウハウが、その一つひとつを支えています。

 

こうした指導の積み重ねは、確かな実績になって表れています。過去3年度、受験全コースで志望校合格率94%(※1)。中学受験84.4%、高校受験94.8%、小学受験95.1%(※2)と、地域でトップクラスの合格率を実現しています。修明学園が最も大切にしているのは、この「志望校合格率」です。

そして、この現場を率いているのが、教育事業部長の柴田です。柴田は修明学園での20年間で、約1,500名の生徒の受験指導に関わってきました。

 

んな無理難題に対しても生徒に寄り添って解決策を見出し、ご家庭の協力も得ながら指導していく (柴田)

 

入塾時には、原則として柴田自身が一人ひとりと面談します。そこで大切にしているのは、本音で語り合い、「学習面でうまくいかない原因」を徹底的に探り出して、解決に向けた具体的な提案をすること。子どもを「あきらめさせない」ための伴走は、この最初の対話から始まっています。

 

※1 過去3年度、受験全コースの志望校合格率。

※2 コースごとの合格率と集計期間は次のとおり。中学受験コース=難関中学志望校合格率84.4%(2011〜2026年度/四谷大塚偏差値50〜60の学校)、高校受験コース=都立普通科第一志望校合格率94.8%(2017〜2026年度)、小学受験コース=都内難関幼稚園・難関小学校合格率95.1%(2011〜2026年度)。

 

教育現場を支える、経営の仕組み

 

修明学園の強さは、現場の教育だけにあるのではありません。その教育を、本当に必要としている子どもへ確実に届け、合格まで、そして卒業まで伴走しきる——その一連の流れすべてに、力を尽くしています。集客から、体験授業、入会、合格、そしてその先まで。どの段階も場当たりにせず、仕組みとして磨き上げてきました。これを設計してきたのが、代表の上谷です。

 

かつての修明学園には、いい教育をしていても、それを必要としている家庭に届けきれていない時期がありました。上谷は、ここに徹底的に手を入れていきます。

まず、WEBマーケティングの実践によって届ける入り口を広げました。リスティング広告(検索結果に出すWeb広告)やコンテンツSEO(検索で見つけてもらう仕組み)を緻密に設計し、ホームページを作り込む。そうして、塾を探している家庭からの問い合わせを、大きく増やしていきました。

 

次に、来てくれた家庭を、ていねいに迎えます。問い合わせにはすぐ応答し、体験授業へご案内し、面談で一人ひとりの状況を深く把握していきます。一件一件のお客様の状態をデータで管理しているので、どのご家庭にも、必要なタイミングで必要な対応ができます。体験授業の中身そのものも見直しました。「とにかく入会させる」ための営業ではなく、その子に本当に合うかを一緒に見極めるために、対話の質を磨き上げてきたのです。

そして、入ってくれた子どもを、卒業まで支えぬきます。入会して終わり、ではありません。ここで力を発揮するのが、修明学園が導入しているデジタルの仕組みです。保護者との連絡や指導報告、生徒一人ひとりの学習状況の管理を、専用のシステムに集約しています。その狙いは、効率化だけではありません。事務作業にかかる時間を減らすことで、講師が生徒と向き合う時間そのものを増やし、保護者ともこまやかに連絡を取り合いながら、家庭と一緒に子どもを支えていきます。デジタルで土台を支えるからこそ、人にしかできない部分に、より深く時間を注げるのです。一人ひとりに伴走し続けた結果として、修明学園では、卒業以外の理由で塾を去る生徒は、ほとんどいません。

 

たくさんの家庭が体験に訪れ、修明学園を選び、卒業のその日まで通い続けてくれる。これは、修明学園が深く生徒とご家族に向き合い続けている証です。最新の仕組みは、効率のためだけではなく、一人でも多くの子どもを、より深く支えるために使われています。

 

そして、この仕組みがあるからこそ、現場の講師は、集客や雑務に追われることなく、目の前の子どもと向き合うことに集中できます。経営が土台をつくり、現場が子どもに向き合う。経営と教育、その両方が噛み合っている。それが、修明学園の強さです。

 

この街に、なくてはならない教育を

 

ここまで見てきた「教育の強み」と「それを支える仕組み」。上谷は、その両方がそろうことの意味を、こう語ります。

 

経営と教育、この両輪が回って初めて、すべてはうまくいく (上谷)

 

子どもへの想い(教育)だけでも、事業としての強さ(経営)だけでも、続いていかない。両輪がそろってはじめて、想いを長く、多くの子どもに届けられる——という考え方です。

そしてその視線は、「受験塾」という役割の、さらに先を見ています。教育事業部を率いる柴田は、これからの修明学園の姿をこう描きます。

 

『受験一辺倒』ではなく、地域の多様なニーズにしっかりと寄り添える『総合型の教育サービス』をご提供できる企業へと成長していきたい (柴田)

 

民間学童や保育、不登校の子どもへの支援など、地域の子どもと家庭を幅広く支える場所へ。そして上谷は、この街での歩みを、もっと先まで見据えています。

 

この地域に深く根差し、社会的な意義と雇用を創出し続けるためにさらなる飛躍を目指します (上谷)

 

修明が見据えるのは、教育事業だけの話ではありません。会社全体として、この地域になくてはならない存在へ——そう掲げて、修明は将来的に年商100億円規模の企業へと成長していくことを目標にしています。

 

ただし、自社だけが大きくなればいい、という考えではありません。社会への貢献と事業の成長を両立させ、地に足をつけて伸びていく。だからここで働く人にとっては、長く安心して腰を据えられる場所であり、同時に「自分の仕事が、この地域を支えている」と胸を張れる場所でもあります。会社が大きくなるほど、その手応えは確かなものになっていきます。

ここに、この仕事のいちばんの面白さがあります。想いがあるから、事業を伸ばす。事業が伸びるから、もっと多くの子どもに、その想いを届けられる。情熱と成長が、きれいに一本につながっている。だからここで働くということは、信頼のある組織に支えられながら、これから広がっていくフィールドに挑めるということでもあるのです。

 

子どもと一緒に、成長できる仕事

 

修明学園の講師の仕事は、授業をして終わり、ではありません。生徒や保護者との面談、教室運営——子どもの成長に関わる、いろいろな場面に立ち会います。だからこそ、教える力だけでなく、人と向き合う力そのものが、自然と磨かれていきます。

 

「未経験で大丈夫だろうか」と、不安に思うかもしれません。でも、心配は要りません。

 

修明学園には、未経験から一人前になっていける仕組みがあります。まずは理念や運営方針を知るところから始まり、教務のマニュアル、先輩講師のサポート、毎日のミーティング、教科ごとのチームでの研究——学びながら成長していける環境が、ひと通りそろっています。最初は先輩と一緒に授業に入り、少しずつ流れを覚えていけば、自然と身についていきます。最初から完璧な先生など、いません。

実際、教員免許も、塾で働いた経験も要りません。むしろ、ほかの仕事や人生のなかで人と向き合ってきた経験こそ、子どもに響く言葉になります。教える力は、あとからいくらでも身につきます。

大事なのは、学び続ける姿勢です。そして、学んだことは、必ず手応えになって返ってきます。柴田は、現場で起きる変化をこう表現します。

 

一つでも現場で成果が見えると、そこから良い循環が必ず生まれる (柴田)

 

小さな「できた」が、次のやりがいを連れてくる。その積み重ねが、人を育てていきます。そしてこの変化は、未経験で入った人にこそ起きるものです。

 

そして、ここで大切にしたいのが、「ケアリング」という言葉です。これには、「相互に」という意味が込められています。成長するのは、子どもだけではありません。子どもと向き合い、悩み、どう関わるかを自分の頭で考える——その積み重ねが、教育者としても、ひとりの大人としても、あなた自身を育てていきます。

 

長くつづけられる働き方

 

深く子どもに寄り添う仕事を長く続けてもらうために、修明学園は働く環境を整えてきました。

 

出社は13時から(13:00〜22:00)。持ち帰りの仕事はありません。残業は平均しても月10時間ほどで、原則は定時退社です。年間休日は120日前後あり、年末年始や夏の長期休暇、有給休暇も取れます。子どもと向き合う時間と、自分自身の時間。その両方を、大切にできる職場です。

 

長時間労働を当たり前としてきた古いやり方を改め、働きやすい環境を整えてきました。深く子どもに寄り添い続けるには、働く人自身にゆとりが必要だからです。無理を一人で抱え込ませない。それが、長く働き続けられる理由です。

 

修明学園がこれまで歩みを止めずにこられたのも、人の力でした。どんなときも現場で生徒と向き合い続けてくれた社員がいたからこそ、いまがある——上谷は、そう振り返ります。

人が会社を支え、会社が人を支える。修明学園が大切にしているのは、その循環です。

 

迷っているなら、まず話しに来てください

 

ここまで読んで、「自分にできるだろうか」と、まだ迷っているかもしれません。

 

でも、その迷いを感じていること自体が、あなたが子どもに真剣に向き合える人である証かもしれません。本気の人ほど、軽々しく「できます」とは言わないものだからです。

 

求めているのは、教えるのが得意なことではありません。子どもから手を離さずにいられること。その気持ちさえあれば、あとは私たちが、一緒に育てていきます。

 

いきなり面接ではなく、まずはカジュアルに話すところから。あなたがどんな人で、どんな想いを持っているのか、聞かせてください。

修明学園は、同じ気持ちで子どもと向き合える仲間との出会いを、心から楽しみにしています。

 

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